10/13・10/14 GP名古屋2018
2018年10月15日 Magic: The Gathering コメント (2)チームの結成は9月の頭までさかのぼる。
M19リミテッドのGP千葉で優勝したGuillem Salvador Arnalとは数年来の知り合いで、GPや旅行で彼が日本に訪れる度に会っているくらいの仲だった。
GPリッチモンドで会ったときにGuillemがいつものように声をかけてきたのがきっかけで話は進む。
Guilem「Well played Shin! ところでGP名古屋に行こうか迷っているんだ。仕事のためだけだとイマイチ乗り気じゃなくてね。誰かチームメイトがいたら行きたいんだけど。。」
俺「それだったら俺と組むのはどう?ちょうどあと一人を探していたんだ。そのチームメイトはPTの権利を何回か取ったことがある友達だよ。」
そのとき俺は友達がいない仲間のやっさんと、誰かもう一人捕まえて出ようという話になってたので噛みあったなと思っていた。
やっさんが向かう空港を間違えた上に余裕こいてモスバーガーを食べていたせいでプロツアーの参加を逃した経験があることはもちろん黙っておいた。
Guillem「悪くないね。その彼は英語が喋れるの?承諾が得られたら教えてくれよ。」
快諾をいただいたのでひとまず打診してみるかと携帯を見ると、なんとやっさんからの連絡が。以心伝心ってことか?俺達ベストチームだな。
やっさん「はくどうのチームに誘われたからそっちで出るわー^^」
なんてことだ。チームは解散だ。やっさんにも友達はいた。
知り合いでチームリミテGPに出る気がありそうな人を考えてみると、はま屋のはまさんと龍海が思い当たったので連絡してみると早速はまさんから二つ返事で快諾が貰えた。
ちなみにはまさんとはHopesの名出くんや齋藤友晴さんと共にアメリカのGPで宿をシェアすることが多く、仲良くしてもらっている。
龍海には数日既読無視されたので心がちょっと傷ついた。
心強い仲間を得られたのでGuillemにも報告する。
俺「ちょっと予定とは違う人になったけど、この3人で出よう。彼は英語も話せるし、リミテッドGPで何度もトップ8に入った元晴れる屋プロズの選手だよ。チーム結成記念に浅草の今半という店の有名なすき焼きをご馳走してくれると言っている。」
そんなこんなでチームが決まり、当日まで3人が揃うことは勿論なかったが、どんなデッキを担当するか話し合ったり、はまさんが作った簡単な解説スライドを英訳して共通認識とするなどして軽く事前準備をしておいた。
なにしろレガシー以外は殆どプレイしないので、シャッフルの仕方から教えてくれろと事前にはまさんには言ってあり、プレイもデッキ構築も全てを一任した。
金曜日のサイドイベントを経て、本戦では俺がプレイやサイドボードの簡単なディミーアを、Guillemがイゼットを、はまさんが緑絡みの多色を使うというフォーメーションで一貫する方針に。
それでも見ていない隙に色々とやらかしては「しょーがねーだろ、赤ちゃんなんだから」と開き直っていた。
11ラウンドまではマッチアップや勝敗の噛み合いが良く全勝を続けていたが、そこからはバブルマッチ3連敗となりトップ4進出は逃した。
スタンディング2位からIDができないのは悲しかったが、上振れ続けていたので実力から考えると上出来だっただろう。
特に面白かった一幕を紹介すると、まずはR11のソロくん戦。公式のテキストカバレージになったフィーチャーテーブルでそれは起こった。
G1でマリガン後、6枚を手に取ろうとすると、なんだか厚いカードが1枚あることに気付いた。
2枚張り付いて重なっているのかと思ってジャッジを呼んだら、なぜかスリーブにカードが2枚入っていることが判明。
10分ほど協議は続き、ヘッドジャッジインタビューを受けた結果ワーニングで済んだ。
サイドボードにあったはずの3/2/2シェイドがメインのカードのスリーブに入っていたのでそれを取り除いてプレイは続行。
なぜそんなことになったのかはわからない。本当にわからないんです。わかる人います?
もう一つはR12のコガモ戦。
相手はイゼットで、何度か相打ちを経た更地にニヴ=ミゼットを唱えてきた。
ずっと構えてきた俺は、持ってまーす!ボムにはカウンター。これがリミテッドでしょ?と言わんばかりに《悪意ある妨害/Sinister Sabotage》。
コガモは一瞬テキストを読み直した後、俺にもそれを教えてくれた。「この呪文は打ち消されない」
思わず隣のはまさんにも報告してしまい、たった1枚のカード、1回のプレイでチームメイトを激しく動揺させることができた。
そのマッチは勿論負けたが、翌日コガモが俺にLINEをくれたのも印象的だった。
曰く、テキストを知らなかったのはともかくあのカウンターは決して間違いではない。どの道除去できなければ終わりだし、カウンターを持っててもあまり意味がないから諜報1で除去とマナを探すのが正着の可能性が高いとのこと。
第二ゲームではニヴを返しで倒せたのが嬉しすぎて5マナ除去の諜報2を忘れてたのも指摘してくれたし、ファンが多いのも大いに納得した。大好き。
Guillemについて言えば、自分で得意というだけあってテンポデッキの扱いが上手く、相手のライフを狙うプレイングに非常に長けていて、助っ人外国人として勝ち星を稼いでくれた。
GP千葉での優勝で次のプロツアーの権利を持っているし、今回のプロポイントでシルバーレベルが確定したらしいので大舞台での活躍にも期待している。
はまさんについて言えば、会場まで車で連れて行ってもらったり生放送に共演させてもらえたりと、過去最高レベルに楽しいGPを過ごせて本当に感謝している。
朝の4時半におっさん二人がブースターブリッツをやる生放送を観てコメントまで付けてくれる人がいるというのも想像の埒外で面白かった。
どんな層が視聴者なのかすごく気になるので、もし俺に会ったらぜひ名乗り出てほしい。
自分について言えば、今回でプロポイントを3点獲得し、実はバーミンガムで2点、リッチモンドで3点取っていたのであと2サイクル内に2点稼げばブロンズレベルが確定する。
できれば静岡のレガシーを2点以上、つまりx-4以上で終えて12月のRPTQに出るのが当面の目標になった。
実力は低いという自覚はあるのだが、今までで一番プロツアーの権利が欲しいという気持ちは高まっているので自信が無いなりに立ち回っていこうと思っている。
M19リミテッドのGP千葉で優勝したGuillem Salvador Arnalとは数年来の知り合いで、GPや旅行で彼が日本に訪れる度に会っているくらいの仲だった。
GPリッチモンドで会ったときにGuillemがいつものように声をかけてきたのがきっかけで話は進む。
Guilem「Well played Shin! ところでGP名古屋に行こうか迷っているんだ。仕事のためだけだとイマイチ乗り気じゃなくてね。誰かチームメイトがいたら行きたいんだけど。。」
俺「それだったら俺と組むのはどう?ちょうどあと一人を探していたんだ。そのチームメイトはPTの権利を何回か取ったことがある友達だよ。」
そのとき俺は友達がいない仲間のやっさんと、誰かもう一人捕まえて出ようという話になってたので噛みあったなと思っていた。
やっさんが向かう空港を間違えた上に余裕こいてモスバーガーを食べていたせいでプロツアーの参加を逃した経験があることはもちろん黙っておいた。
Guillem「悪くないね。その彼は英語が喋れるの?承諾が得られたら教えてくれよ。」
快諾をいただいたのでひとまず打診してみるかと携帯を見ると、なんとやっさんからの連絡が。以心伝心ってことか?俺達ベストチームだな。
やっさん「はくどうのチームに誘われたからそっちで出るわー^^」
なんてことだ。チームは解散だ。やっさんにも友達はいた。
知り合いでチームリミテGPに出る気がありそうな人を考えてみると、はま屋のはまさんと龍海が思い当たったので連絡してみると早速はまさんから二つ返事で快諾が貰えた。
ちなみにはまさんとはHopesの名出くんや齋藤友晴さんと共にアメリカのGPで宿をシェアすることが多く、仲良くしてもらっている。
龍海には数日既読無視されたので心がちょっと傷ついた。
心強い仲間を得られたのでGuillemにも報告する。
俺「ちょっと予定とは違う人になったけど、この3人で出よう。彼は英語も話せるし、リミテッドGPで何度もトップ8に入った元晴れる屋プロズの選手だよ。チーム結成記念に浅草の今半という店の有名なすき焼きをご馳走してくれると言っている。」
そんなこんなでチームが決まり、当日まで3人が揃うことは勿論なかったが、どんなデッキを担当するか話し合ったり、はまさんが作った簡単な解説スライドを英訳して共通認識とするなどして軽く事前準備をしておいた。
なにしろレガシー以外は殆どプレイしないので、シャッフルの仕方から教えてくれろと事前にはまさんには言ってあり、プレイもデッキ構築も全てを一任した。
金曜日のサイドイベントを経て、本戦では俺がプレイやサイドボードの簡単なディミーアを、Guillemがイゼットを、はまさんが緑絡みの多色を使うというフォーメーションで一貫する方針に。
それでも見ていない隙に色々とやらかしては「しょーがねーだろ、赤ちゃんなんだから」と開き直っていた。
11ラウンドまではマッチアップや勝敗の噛み合いが良く全勝を続けていたが、そこからはバブルマッチ3連敗となりトップ4進出は逃した。
スタンディング2位からIDができないのは悲しかったが、上振れ続けていたので実力から考えると上出来だっただろう。
特に面白かった一幕を紹介すると、まずはR11のソロくん戦。公式のテキストカバレージになったフィーチャーテーブルでそれは起こった。
G1でマリガン後、6枚を手に取ろうとすると、なんだか厚いカードが1枚あることに気付いた。
2枚張り付いて重なっているのかと思ってジャッジを呼んだら、なぜかスリーブにカードが2枚入っていることが判明。
10分ほど協議は続き、ヘッドジャッジインタビューを受けた結果ワーニングで済んだ。
サイドボードにあったはずの3/2/2シェイドがメインのカードのスリーブに入っていたのでそれを取り除いてプレイは続行。
なぜそんなことになったのかはわからない。本当にわからないんです。わかる人います?
もう一つはR12のコガモ戦。
相手はイゼットで、何度か相打ちを経た更地にニヴ=ミゼットを唱えてきた。
ずっと構えてきた俺は、持ってまーす!ボムにはカウンター。これがリミテッドでしょ?と言わんばかりに《悪意ある妨害/Sinister Sabotage》。
コガモは一瞬テキストを読み直した後、俺にもそれを教えてくれた。「この呪文は打ち消されない」
思わず隣のはまさんにも報告してしまい、たった1枚のカード、1回のプレイでチームメイトを激しく動揺させることができた。
そのマッチは勿論負けたが、翌日コガモが俺にLINEをくれたのも印象的だった。
曰く、テキストを知らなかったのはともかくあのカウンターは決して間違いではない。どの道除去できなければ終わりだし、カウンターを持っててもあまり意味がないから諜報1で除去とマナを探すのが正着の可能性が高いとのこと。
第二ゲームではニヴを返しで倒せたのが嬉しすぎて5マナ除去の諜報2を忘れてたのも指摘してくれたし、ファンが多いのも大いに納得した。大好き。
Guillemについて言えば、自分で得意というだけあってテンポデッキの扱いが上手く、相手のライフを狙うプレイングに非常に長けていて、助っ人外国人として勝ち星を稼いでくれた。
GP千葉での優勝で次のプロツアーの権利を持っているし、今回のプロポイントでシルバーレベルが確定したらしいので大舞台での活躍にも期待している。
はまさんについて言えば、会場まで車で連れて行ってもらったり生放送に共演させてもらえたりと、過去最高レベルに楽しいGPを過ごせて本当に感謝している。
朝の4時半におっさん二人がブースターブリッツをやる生放送を観てコメントまで付けてくれる人がいるというのも想像の埒外で面白かった。
どんな層が視聴者なのかすごく気になるので、もし俺に会ったらぜひ名乗り出てほしい。
自分について言えば、今回でプロポイントを3点獲得し、実はバーミンガムで2点、リッチモンドで3点取っていたのであと2サイクル内に2点稼げばブロンズレベルが確定する。
できれば静岡のレガシーを2点以上、つまりx-4以上で終えて12月のRPTQに出るのが当面の目標になった。
実力は低いという自覚はあるのだが、今までで一番プロツアーの権利が欲しいという気持ちは高まっているので自信が無いなりに立ち回っていこうと思っている。
コメント
2点の上積みが成功するよう祈ってます。